2012年 07月 05日
文月の青緑 |
7月3日、曇り時々晴れ。
前回、思わしくない結果に終わったオオミドリシジミを求めて、ポイント再訪です。
例年なら丁度良い頃だったはずの先月24日、確認出来た♂はわずかに一頭だけで思うような撮影も出来ませんでした。過去の観察では7月に入ってしまうと、♀を見かける事はあるものの、♂は見当たらないのが常でしたので、あまり期待は出来ないかもという思いが半分、単に発生が遅れたのであればまだチャンスはあるかもという思いも半分、そんな気持ちでポイントへ向かいました。
前回同様、7時30分頃ポイントに着いて待機。するとほどなく一頭飛び出して来て、続いて他の個体も飛び出し卍飛翔となりました (^ ^)
その後も散発的に卍飛翔を観察出来ましたが個体数は多くないようで、おそらくポイント全体で5〜6頭といったところです。一頭のみの確認となった前回がちょうど出始めで、先月末ピークに達し、もうそろそろ終盤・・・そんな印象です。例年に比べると一週間ほど遅れた感じでしょうか。
テリ張りは各々お気に入りの場所?に陣取って開翅するのですが、どれも目線より高い位置ばかりで、なかなか翅表撮影のチャンスが訪れません。そんな中、卍飛翔が解け降りて来たうちの片方が、ようやく目線より低い位置にとまってくれました。
そして開翅。 もうちょっと良い角度で撮りたかったというのが本音ですが、どうにか翅表をとらえる事が出来てひと安心です (^ ^)
オオミドリシジミ♂、なんと言っても翅表をとらえるのがお目当てなのですが、これがなかなか難しいです。 このポイントでは尾根筋の道の両脇に生える樹々がテリ張り位置の定番となっていますが、3年前にここを見つけた時にはちょうど良い高さだったそれらの樹々も、今ではだいぶ枝を伸ばしており、下から翅裏を眺めるだけとなる場面も多くなりました。
ポイントの様子です。
ピーク時で個体数も多い時ならば低めの木にとまる個体も多少いるのですが、今回は少し厳しい状況です。
気が付くと11時。卍飛翔もほとんど見られなくなりましたが、時々チラチラと飛び出す個体も見られたので12時近くまで粘ってみました。しかし、良い位置にとまってくれる事はなく、結果、約4時間半の間に至近距離で翅表を撮影出来たチャンスは前出の一度きり。時間にして10秒ほどでした (_ _;)
最後に、そのワンチャンスの時に撮ったものをもう一枚。
今シーズンのオオミドリシジミ、大満足とはいきませんでしたが、翅表の撮影という目標は辛うじてクリア出来ました r(^ ^;)
ポイントを後にして山を降りたところで出会ったこちらも併せて掲載しておきます。 ボロボロの春型トラフシジミです (^ ^;) 。一瞬翅を開いてくれましたが、あまり良い感じには撮れませんでした。
倒木の湿った個所にストローを延ばし一服。 気温も上がり蒸し暑い昼下がり、水分補給でしょうか (^ ^;)
* * * * * * * * * *
どうにかこうにか、今シーズンもオオミドリシジミのブルーグリーンを拝めました (^ ^) 。しかし、アカシジミ、ミズイロオナガシジミは今シーズン未見のままです (_ _;) 。さすがにこれから発生というのは遅過ぎる気がするので、先月末に発生して、あっという間にシーズン終了だったのかな?と思っています。元々観察しているポイントが多産地ではないので、タイミングを逸するとそんな事もあり得そうです。
ちなみに、青森では昨年に続いてアカシジミが大発生との事。ちょっと分けてもらいたいです (- -;)
前回、思わしくない結果に終わったオオミドリシジミを求めて、ポイント再訪です。
例年なら丁度良い頃だったはずの先月24日、確認出来た♂はわずかに一頭だけで思うような撮影も出来ませんでした。過去の観察では7月に入ってしまうと、♀を見かける事はあるものの、♂は見当たらないのが常でしたので、あまり期待は出来ないかもという思いが半分、単に発生が遅れたのであればまだチャンスはあるかもという思いも半分、そんな気持ちでポイントへ向かいました。
前回同様、7時30分頃ポイントに着いて待機。するとほどなく一頭飛び出して来て、続いて他の個体も飛び出し卍飛翔となりました (^ ^)
その後も散発的に卍飛翔を観察出来ましたが個体数は多くないようで、おそらくポイント全体で5〜6頭といったところです。一頭のみの確認となった前回がちょうど出始めで、先月末ピークに達し、もうそろそろ終盤・・・そんな印象です。例年に比べると一週間ほど遅れた感じでしょうか。
テリ張りは各々お気に入りの場所?に陣取って開翅するのですが、どれも目線より高い位置ばかりで、なかなか翅表撮影のチャンスが訪れません。そんな中、卍飛翔が解け降りて来たうちの片方が、ようやく目線より低い位置にとまってくれました。
そして開翅。
オオミドリシジミ♂、なんと言っても翅表をとらえるのがお目当てなのですが、これがなかなか難しいです。
ポイントの様子です。
ピーク時で個体数も多い時ならば低めの木にとまる個体も多少いるのですが、今回は少し厳しい状況です。
気が付くと11時。卍飛翔もほとんど見られなくなりましたが、時々チラチラと飛び出す個体も見られたので12時近くまで粘ってみました。しかし、良い位置にとまってくれる事はなく、結果、約4時間半の間に至近距離で翅表を撮影出来たチャンスは前出の一度きり。時間にして10秒ほどでした (_ _;)
最後に、そのワンチャンスの時に撮ったものをもう一枚。
今シーズンのオオミドリシジミ、大満足とはいきませんでしたが、翅表の撮影という目標は辛うじてクリア出来ました r(^ ^;)
ポイントを後にして山を降りたところで出会ったこちらも併せて掲載しておきます。
倒木の湿った個所にストローを延ばし一服。
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どうにかこうにか、今シーズンもオオミドリシジミのブルーグリーンを拝めました (^ ^) 。しかし、アカシジミ、ミズイロオナガシジミは今シーズン未見のままです (_ _;) 。さすがにこれから発生というのは遅過ぎる気がするので、先月末に発生して、あっという間にシーズン終了だったのかな?と思っています。元々観察しているポイントが多産地ではないので、タイミングを逸するとそんな事もあり得そうです。
ちなみに、青森では昨年に続いてアカシジミが大発生との事。ちょっと分けてもらいたいです (- -;)
by xgumix
| 2012-07-05 23:57
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Comments(2)
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by
べにしじみこむ
at 2012-07-06 23:13
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オオミドリシジミ、翅表ゲットおめでとうございます。
私は、未だに今期はゼフィルスのブルーを拝んでいません。
今週末どうかなあ?
私は、未だに今期はゼフィルスのブルーを拝んでいません。
今週末どうかなあ?
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by
ぐみ
at 2012-07-07 21:48
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べにしじみこむさん、ありがとうございます。
昨年ほどの成果は得られませんでしたが、厳しい条件の中ではまずまずの結果でした(^^;)
本文中にも記しましたが、やはり今年は遅めの発生だったようです。全国的にも同じような傾向ならば、まだまだ観察可能な種もありそうですが、どうなのでしょう?あとは天気次第でしょうか・・・。
昨年ほどの成果は得られませんでしたが、厳しい条件の中ではまずまずの結果でした(^^;)
本文中にも記しましたが、やはり今年は遅めの発生だったようです。全国的にも同じような傾向ならば、まだまだ観察可能な種もありそうですが、どうなのでしょう?あとは天気次第でしょうか・・・。