2011年 10月 06日
お山の上のクモガタヒョウモン |
10月4日、晴れ時々曇り。
夏眠明けのヒョウモン、今回はクモガタ狙いで、毎年この時期訪れている山へ行ってみました。
アザミの咲くポイントに着くと、早速複数のヒョウモンを確認 (^ ^) ちょっと見辛いですが3頭写っています。左からミドリ♀、ミドリ♀、クモガタ♀。この2種は元々の色調の違いに加えて、傷み具合の差もあり、遠目でもなんとなく判別出来る事が多いです。
当地のミドリヒョウモンの場合、夏でも夏眠せずに活動し続けるようで、9月以降には♂♀共にかなり傷んだ個体ばかりになります。そして10月に入ると♂は姿を消し、ボロの♀のみが観察対象となります。 この日も複数の♀を確認したものの、♂はもう見当たりませんでした。
一方のクモガタヒョウモンは、しっかり夏眠した後に再活動となるようで、前種に比べれば割と綺麗な個体を散見出来ます。 翅が傷んでいる場合でも、一部が欠けていたり破れていたりという損傷で、ミドリヒョウモンのような、擦り減った?感じの個体は、10月上旬では、まだほとんど見かけません(当地の場合)。
一昨年までの観察では秋に♂を見かける事が無かったため、夏眠するのは♀だけなのかと思い込んでいたのですが、昨年の秋、それまでは見る事の無かった夏眠明けの♂を確認して、この蝶の新たな一面を知り得ました。そして今年も、秋の♂を一頭確認です。 今の時期に♂が見られるならば交尾の観察も可能なのかもしれませんが、今のところ未確認です。
メスグロヒョウモンの♀も多数期待していたのですが、こちらは一頭のみでした。
取り敢えずは、目的のクモガタヒョウモン♀を複数確認出来たので、満足してポイントを後にしました。
帰り際、道端のアザミで吸蜜するヒメアカタテハを発見。 近年縁遠くなっていたヒメアカタテハ、今年は盛り返して来たのかな?(^ ^)
* * * * * * * * * *
昨年の秋は思うような成果を得られなかった夏眠明けのクモガタヒョウモン、今年はなんとか捉える事が出来ました。気象条件次第では、今月一杯くらいは観察可能でしょうか。
夏眠明けのヒョウモン、今回はクモガタ狙いで、毎年この時期訪れている山へ行ってみました。
アザミの咲くポイントに着くと、早速複数のヒョウモンを確認 (^ ^)
当地のミドリヒョウモンの場合、夏でも夏眠せずに活動し続けるようで、9月以降には♂♀共にかなり傷んだ個体ばかりになります。そして10月に入ると♂は姿を消し、ボロの♀のみが観察対象となります。
一方のクモガタヒョウモンは、しっかり夏眠した後に再活動となるようで、前種に比べれば割と綺麗な個体を散見出来ます。
一昨年までの観察では秋に♂を見かける事が無かったため、夏眠するのは♀だけなのかと思い込んでいたのですが、昨年の秋、それまでは見る事の無かった夏眠明けの♂を確認して、この蝶の新たな一面を知り得ました。そして今年も、秋の♂を一頭確認です。
メスグロヒョウモンの♀も多数期待していたのですが、こちらは一頭のみでした。
取り敢えずは、目的のクモガタヒョウモン♀を複数確認出来たので、満足してポイントを後にしました。
帰り際、道端のアザミで吸蜜するヒメアカタテハを発見。
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昨年の秋は思うような成果を得られなかった夏眠明けのクモガタヒョウモン、今年はなんとか捉える事が出来ました。気象条件次第では、今月一杯くらいは観察可能でしょうか。
by xgumix
| 2011-10-06 22:17
|
Comments(2)
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べにしじみこむ
at 2011-10-13 20:40
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こんにちは。
種によって翅の破損の仕方が違うというご指摘、興味深いです。確かにそうであると思います。
ヒョウモンの写真はこの時期が私の好み(すり減ってるのが渋く、表情豊かだと思うので)なのですが、なかなかうまく写真がとれません。写真、堪能しました。
種によって翅の破損の仕方が違うというご指摘、興味深いです。確かにそうであると思います。
ヒョウモンの写真はこの時期が私の好み(すり減ってるのが渋く、表情豊かだと思うので)なのですが、なかなかうまく写真がとれません。写真、堪能しました。
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ぐみ
at 2011-10-15 00:06
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べにしじみこむさん、コメントありがとうございます。
ヒョウモン類の追っかけ、もはや秋の恒例行事になっています(^^;)。毎年何かしら、新たに気付く事や疑問が出てきて、飽きることのない被写体ですね。
表情豊かというのも分かる気がします。あまりにもボロの個体などは「いったい何があったんだろう?」と、想像をかき立てられますね。
ヒョウモン類の追っかけ、もはや秋の恒例行事になっています(^^;)。毎年何かしら、新たに気付く事や疑問が出てきて、飽きることのない被写体ですね。
表情豊かというのも分かる気がします。あまりにもボロの個体などは「いったい何があったんだろう?」と、想像をかき立てられますね。