2011年 04月 03日
積み重ねられる繰り返し |
4月1日、晴れ。
蝶の観察のために出かけよう・・・と、なかなかそんな気分にはなれないのが実情ですが、何かの用で外出する際には取り敢えずコンデジだけはポケットに・・・。そんな日が続いています。この日もたまたま近くまで行ったので、毎年この時期に越冬明けタテハのテリ争いを観察出来る、地元のとある神社に立ち寄ってみました。
境内に散乱する石灯籠や狛犬などを目にすると、改めて震災の大きさを感じます。
越冬明けタテハと言ってもここで見られる種は毎年決まっていて、必ず同じ場所でシータテハとルリタテハがテリ争いをしています。他のアカタテハやキタテハをここで見かける事はありません(ヒオドシチョウは過去に一度だけ観察有り)。そして、やはりそれは今年も変わりませんでした。
テリを張るシータテハ。
すぐ近くの石碑にはルリタテハ。 臨戦態勢。
時折絡み合いながらのバトルが行われ・・・。(その様子も撮影出来れば良いのですが、なかなか・・・。)
同じ石碑に今度はシータテハが陣取ります。
付近にはテリ張りに適した場所が数カ所あり、それぞれの場所をお互いに取っ替え引っ替え陣取っていました。その中でもこの石碑は、双方特にお気に入りのようでした。
昨年と同じ個体ではなかろうか?と思えるほど、毎年繰り広げられるお馴染みのやりとり。当人(当蝶?)たちは真剣なのでしょうが、見ているこちらは、なんとなく微笑ましく感じてしまいます (^ ^)
* * * * * * * * * *
いつも見ていた光景を、いつもと同じように見られるという事が、とても貴重に思える今日この頃です。
蝶の観察のために出かけよう・・・と、なかなかそんな気分にはなれないのが実情ですが、何かの用で外出する際には取り敢えずコンデジだけはポケットに・・・。そんな日が続いています。この日もたまたま近くまで行ったので、毎年この時期に越冬明けタテハのテリ争いを観察出来る、地元のとある神社に立ち寄ってみました。
境内に散乱する石灯籠や狛犬などを目にすると、改めて震災の大きさを感じます。
越冬明けタテハと言ってもここで見られる種は毎年決まっていて、必ず同じ場所でシータテハとルリタテハがテリ争いをしています。他のアカタテハやキタテハをここで見かける事はありません(ヒオドシチョウは過去に一度だけ観察有り)。そして、やはりそれは今年も変わりませんでした。
テリを張るシータテハ。
すぐ近くの石碑にはルリタテハ。
時折絡み合いながらのバトルが行われ・・・。(その様子も撮影出来れば良いのですが、なかなか・・・。)
同じ石碑に今度はシータテハが陣取ります。
付近にはテリ張りに適した場所が数カ所あり、それぞれの場所をお互いに取っ替え引っ替え陣取っていました。その中でもこの石碑は、双方特にお気に入りのようでした。
昨年と同じ個体ではなかろうか?と思えるほど、毎年繰り広げられるお馴染みのやりとり。当人(当蝶?)たちは真剣なのでしょうが、見ているこちらは、なんとなく微笑ましく感じてしまいます (^ ^)
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いつも見ていた光景を、いつもと同じように見られるという事が、とても貴重に思える今日この頃です。
by xgumix
| 2011-04-03 23:23
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Comments(6)
地震の被害の後が生々しいですね。
そんな中でも暖かい日だまりでテリ張りをする蝶を撮影している時はきっと何もかも忘れて撮影できるんでしょうね。
そんな一瞬てとても大切なような気がします。
越冬シータテハのテリ張りはほとんど撮影したことないので、見てみたいです。
そんな中でも暖かい日だまりでテリ張りをする蝶を撮影している時はきっと何もかも忘れて撮影できるんでしょうね。
そんな一瞬てとても大切なような気がします。
越冬シータテハのテリ張りはほとんど撮影したことないので、見てみたいです。
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banyan10 at 2011-04-04 16:12
狛犬はそのままですか。
元に戻せなくても片付けてほしいところですが、そういう状況でもないのかもしれませんね。
こちらは大きな被害はなかったですが、福島は津波や原発などまだまだ大変ですね。
シータテハやクジャクチョウは今の時期に生息地を訪れることが少ないので、越冬後のまだ綺麗な成虫を見る機会は少ないです。
元に戻せなくても片付けてほしいところですが、そういう状況でもないのかもしれませんね。
こちらは大きな被害はなかったですが、福島は津波や原発などまだまだ大変ですね。
シータテハやクジャクチョウは今の時期に生息地を訪れることが少ないので、越冬後のまだ綺麗な成虫を見る機会は少ないです。
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ぐみ
at 2011-04-05 14:53
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ダンダラさん、こんにちは。
外を歩くとそこかしこに地震の爪痕も見られますが、春らしい光景も着実に増えてきました。まだ以前のような落ち着いた気持ちにはなれない中、このような趣味を持っていたおかげで随分救われた気がします。
シータテハは当地でも発生時期にはほとんど見かけませんが、今の時期にはそこそこの数を確認出来ます。山の方で発生したものが、越冬直前か越冬後にこの辺まで降りて来るようです。春の楽しみのひとつになっています(^^)
外を歩くとそこかしこに地震の爪痕も見られますが、春らしい光景も着実に増えてきました。まだ以前のような落ち着いた気持ちにはなれない中、このような趣味を持っていたおかげで随分救われた気がします。
シータテハは当地でも発生時期にはほとんど見かけませんが、今の時期にはそこそこの数を確認出来ます。山の方で発生したものが、越冬直前か越冬後にこの辺まで降りて来るようです。春の楽しみのひとつになっています(^^)
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ぐみ
at 2011-04-05 15:02
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banyanさん、コメントありがとうございます。
狛犬は転げ落ちたまま放置されていました・・・。他に優先させなくてはならない場所が多過ぎて、後回しにされているようです。
原発の問題は長引きそうなので、しばらくは様々なところに影響が出てしまいそうですね・・・。
シータテハやクジャクチョウ、発生直後の新鮮な個体にはあまり縁が無いのですが、越冬明けのこの時期でもなかなか綺麗なものもいて良いモデルになってくれます。明るいオレンジ色や深みのある赤が眩しいです(^^)
狛犬は転げ落ちたまま放置されていました・・・。他に優先させなくてはならない場所が多過ぎて、後回しにされているようです。
原発の問題は長引きそうなので、しばらくは様々なところに影響が出てしまいそうですね・・・。
シータテハやクジャクチョウ、発生直後の新鮮な個体にはあまり縁が無いのですが、越冬明けのこの時期でもなかなか綺麗なものもいて良いモデルになってくれます。明るいオレンジ色や深みのある赤が眩しいです(^^)
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grassmonblue
at 2011-04-06 20:39
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大地震、原発問題、復旧の道のりは簡単ではないようですね。それに今年はいつにない寒さでのようですね。
クジャクチョウやシータテハなど、こちらでは見られない越冬チョウが元気に姿をあらわしているのを拝見すると、ホッとするものがあります。
クジャクチョウやシータテハなど、こちらでは見られない越冬チョウが元気に姿をあらわしているのを拝見すると、ホッとするものがあります。
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ぐみ
at 2011-04-06 23:51
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grassmonblueさん、こんばんは。
復興に向けて前進したくても、地域によっては原発問題のために、それさえままならない状況で、なんともやるせない気持ちになります。確かに長い道のりになりそうですが、一歩ずつ進むしかないのでしょうね。
クジャクチョウやシータテハも私にとっては春を告げてくれる蝶たちです。特にこの冬は寒く、先日あのような事があった後なので喜びもひとしおでした。
そして今日は、モンシロチョウも確認出来ました\(^^)/。後ほどそちらにもコメント入れさせて頂きますね(^^)
復興に向けて前進したくても、地域によっては原発問題のために、それさえままならない状況で、なんともやるせない気持ちになります。確かに長い道のりになりそうですが、一歩ずつ進むしかないのでしょうね。
クジャクチョウやシータテハも私にとっては春を告げてくれる蝶たちです。特にこの冬は寒く、先日あのような事があった後なので喜びもひとしおでした。
そして今日は、モンシロチョウも確認出来ました\(^^)/。後ほどそちらにもコメント入れさせて頂きますね(^^)